印鑑(はんこ)の重要性 |札幌厚別・新さっぽろ・北広島での印鑑登録
実印・銀行印・認印の重要性について
実印(印鑑登録する印鑑・はんこ)とは?
実印とは、個人証明に使用される印で、
貴方がご本人であることを公的機関に証明してもらう為に用いられる印鑑です。
あらかじめ、実印の印影を役所に登録し、いざという時、役所から印鑑証明を発行して頂きその印を捺印した契約書に添付することで本人が同意した契約であることを証明する仕組みとなっています。
【印鑑登録証明書】とは、証明を請求した印影があらかじめ市町村に届け出てる一定の印章と同じであることを証明する書類ということになります。
実印でならなければならない場合(実印はどのような場合に使用するの?)
- 公正証書の作成(金銭消費貸借証書、契約書、遺言状、金銭債務の確保の証拠書類など)
- 不動産の取引(土地、建物などの売買や抵当に入れる時)
- 遺言相続の時
- 法人の発起人になる時
- 官公庁での諸手続き(恩給、供託)
- 自動車や電話の取引(電話加入権の売買や担保に入れる時)
- 保険金・保証金の受け取りなどの他、婚姻届、出生届。
など、様々な人生の節目に使う機会が多い印鑑となります。
印鑑登録できない印鑑とは
印鑑登録をする印鑑には、規約や制限などはほとんどありませんが、次に挙げるような印鑑は登録することができません。
- 住民基本台帳(住民登録)に記録されている氏名でないもの
- 職業、資格、その他、氏名以外の事項を表しているもの
- 印面の直径が8ミリ以下、24ミリ以上の大きさのもの
- ゴム印、プラスチック、その他の印鑑で変形・破損しやすいもの
- 特殊な書体で判読しにくいもの
- 印影を鮮明に表しにくいもの
- 既製品(いわゆる三文判といわれているもの)で、注文生産の印鑑でないもの
銀行印とは・・・・
銀行口座の開設、預貯金の出し入れ等、金融面での役割を担う印鑑
銀行印は、銀行口座の開設や預貯金の出し入れ等、金融面での役割を担う印鑑で、実印同様に本人であることを証明するために使用します。
金銭管理の大事な印ですので、実印との併用、家族間での共用、三文判(大量生産された印)の使用などは避けましょう。
認印とは・・・・
しるしとして捺印する印鑑で、民法上は実印と同じ効力を持ちます。
しるしとして捺印する印鑑で、各種契約書などに署名捺印したものは、民法上は実印と同じ効力を持ちますので、認印と言えども気をつけましょう。
日常生活や仕事場で使用する印でもあり、書類や小包、宅配便の受け取りや承認などで使われます。
印鑑(実印・認印)の取り扱いには注意を!
認印だからっと言って軽く取り扱うと大変です。(実印と認印)
実印、認印どちらで押印しようが本人が押印したことが証明されれば法律上の効力は同じとされる場合があります。
認印だからといって不用意に取り扱って、安易に押印したり、盗用されたりすると取り返しのつかないことになります。
実印・銀行印などは必ず本人が保管するようにしましょう。
こわーい捨印(安易に捨印は押してはいけません。)
捨印とは文章作成後、訂正箇所が見つかった場合に、その都度、訂正印をもらいに署名者のところへ行く手間を省くため、あらかじめ欄外に訂正印を押しておくことを言います。
署名者が捨印をすると無断で文章内容を変更してもいいですよ と言って白紙委任しているようなものです。
確かな信頼関係がある場合以外は安易に押したりするべきではありません。
消印は必ず押すようにしましょう!(収入印紙への押印について)
収入印紙の再使用を防ぐために用紙と台紙にまたがって押印することを消印といいます。
消印をしていないことが発覚すると印紙税額の3倍の過怠税を取られてしまいます。
(印紙が他に使用できなければサイン他でも可)
副印は消してください!(古い預金通帳の確認を)
古い預金通帳、眠っていませんか? 通帳の表紙の裏に副印が載っているとしたらとても危険です。
その通帳が盗まれてしまい、副印を使って偽造されてしまったら・・・・。
使い終わった通帳は破棄するか、副印部分を見えなくするようにしましょう。
古くても使用している通帳の場合は銀行で新しいタイプの通帳に変更してもらいましょう。
はんこの供養 (使わなくなった・いらないはんこは神社などで供養しましょう)
使わなくなったはんこ(印鑑)は、どうなされていますか?
はんこ屋さん21大谷地店にお持ち込み頂ければ、はんこの供養へのお取次ぎをさせて頂きます。
分身として役目を果たしてきたはんこですから、きちんと供養してあげましょう!(無料ではんこの供養致します)
はんこ(印鑑)の紛失・盗難について
はんこ(印鑑)を紛失してしまった場合は、届け出るだけではなく、改印届も出してください。
個人の実印や会社の代表者印を紛失したり、盗まれたりしたときには直ちに市町村役場や登記所その旨を届け出て、紛失した印鑑の印鑑証明書の交付を受けられないようにします。
さらに改印届を提出して、失くした印鑑の実印としての効力を失われなくてはいけません。
印鑑・はんこの保管には注意を!(はんこはあなた自身の分身です)
はんこは必ず印鑑ケースに入れて保管しましょう。印鑑(はんこ)は生き物です。
印鑑ケースに守られていないとひびが入ってしまったり、変色したり、落ちて欠けてしまったりします。
手間をかけて登録した印鑑も使えなくなってしまうだけでなく、各種手続きを再度やり直さなければならなくなります。
欠けてしまった印鑑は使用できません。